建設ソリューション
造船所位置監視
ドック内の作業者と設備の現在位置を確認し、設備の探索や移動依頼にかかる時間を短縮します。
造船所の作業者・設備をリアルタイムで追跡し、ドック別に管理
UWB測位で現場の位置情報を収集し、設備移動の依頼と完了履歴を記録します。

TwinTracker UWB
タグの信号を受信して位置を計算するリーダーです。柱ごとに上と下へ1台ずつ置いて4台同時認識を確保し、配置密度は事務エリアとドック、資材置き場を分けて別々に算定してください。台数を減らすと位置の判定そのものが揺らぎます。


















ドック位置のリアルタイム監視
幅が狭く細長いドックでは、上部のアンカーだけで4台同時認識を確保できません。 柱ごとに上下2段で配置し、エリアごとに必要な密度を別々に算定してください。

柱の密集区間での上下2段アンカー設計
座標が正確に出るためには、タグが最低4台のTwinTracker UWBに同時に捉えられる必要があります。柱が十数メートル間隔で立つ細長い区間は上部への設置だけで4台を満たすことが難しく、柱ごとに上下へ1台ずつ置きます。台数を減らすと位置の判定そのものが揺らぎます。

優先エリアからの段階的な拡大
事務エリアとドック、資材置き場は必要な精度と設置条件がすべて異なります。エリア別に分けて算定すれば、先に必要なところから始めて残りは次の予算に回します。一つのエリアを試験導入として先に構築し、実際の積載状態で確認してから範囲を広げてください。

入構証と同じ形の社員証型タグ運用
UWB ID CARDは入構証と同じ形態のため、機器を別途配布して回収する手順がなくなります。事務エリアと現場を行き来する人員が多い造船所では、配布と回収そのものが運用の負担として残ります。二つのエリアを行き来しても続けて認識され、協力会社の作業員は分けて管理してください。

動きの判定による使用中と待機の区分
クレーンウェイトや大型工具は、どこにあるかよりも今使えるかどうかのほうが必要になる場面が多い情報です。位置と動きを併せて見て使用中なのか待機なのかを判定し、探しに行く前に画面で確認してください。長く使われていない資産が一覧にまとまり、資産ごとの使用履歴も併せて照会します。
設備移動依頼の管理
一つのエリアに少数の機器で先に設置し、実際の積載状態で測位できるかを確認します。 電源のない屋外区間と足場を使わない固定方式まで併せて検討してから台数を確定してください。

管制画面から現場への移動要請
必要な資産を見つけた後は、移動してほしいと連絡することになります。ORBRO Serverの画面で対象を指定して移動要請を送り、処理の有無まで併せて記録します。担当の班ごとに受信先を設定しておけば、要請が該当する班に届きます。

電源と通信のない屋外エリアの構成
ドックと資材置き場は商用電源と通信線が届かない区間が多くあります。LTE Gatewayでデータを送信する構成を使えば線を新たに引かずにエリアを広げられるため、掘削や配線工事なしで始めてください。海外の現場では、必要な仕様を備えた機種を現地で調達できるかを先に確認します。

足場を使わずに確保する設置高さ
屋外で一定の高さを超えて作業すると足場が必要になり、その分だけ費用と手続きが増えます。既存の構造物を利用したり、マグネット固定のように取り付け方式を変えたりして必要な高さを確保する方法を、設置計画の段階で併せて検討してください。取り付け方式は現場の条件に合わせて決め、設置高さとカバー範囲を一緒に算定します。

積載形状が変わったときの再点検
ブロックや資材が積み上がったり崩されたりすると、電波が通る経路も併せて変わります。昨日まで捉えられていた区間が今日は揺らぐことがあるため、資材置き場の配置が大きく変わる時点で区間ごとの認識状態を確認し、必要であれば配置を調整してください。空の状態で出た結果は参考にとどめ、実際の積載状態で改めて検証します。
推奨製品
ORBRO OSベースの構成要素
各ソリューションはORBRO OS上で様々な製品と連携して動作します。適用範囲や現場条件に応じて柔軟に構成を変更可能です。



