
ORBRO、EuroShop 2026でリテール向け位置追跡システムを公開
ショッピングカートを基点とした顧客動線分析ソリューションを披露し、店舗運営の効率化とデータに基づくリテール戦略を強化
2026. 02. 22 · ORBRO

ORBRO Inc.は、ドイツ・デュッセルドルフで開催されたEuroShop 2026に参加し、リテール店舗環境に最適化した位置追跡システムを披露したと発表しました。今回の展示にはSOLUM社とともに参加し、店舗内のカートの位置データをもとに顧客動線を分析できるソリューションを中心に公開しました。
EuroShopは、グローバルなリテール産業の最新技術と運営革新の事例が紹介される代表的な展示会であり、店舗運営の効率と顧客体験の高度化に向けた多様なソリューションが集中的に展示される場です。ORBROは今回の展示を通じて、位置データが単なる資産追跡にとどまらず、リテール現場の運営最適化と顧客行動分析にも活用できる点を強調しました。
今回披露したソリューションは、店舗内のカートの位置をリアルタイムに追跡し、それをもとに顧客の移動経路や主な滞留区間を分析できるよう設計されています。これにより店舗運営者は、顧客の実際の動線データをより精緻に把握し、混雑区間の分析、陳列戦略の改善、プロモーション配置の最適化など、さまざまな運営上の意思決定に活用できます。
特に従来のリテールデータ分析が販売結果や単純な来店数の集計に集中していたのに対し、ORBROの位置追跡システムは、店舗内部で顧客が実際にどのように動いたかを空間データとして確認できるようにします。顧客動線の流れや滞留パターン、区域ごとの移動頻度などを視覚的に分析できるため、オフライン店舗運営の可視性と分析精度を高められるというのが同社の説明です。
今回の展示は、SOLUM社との協業を通じて、リテール現場で位置データがどのように実際の運営システムとつながり得るかを示した事例という点でも意味があります。ORBROは今後、リテール市場を含む多様な産業現場で、位置データに基づく運営最適化ソリューションを継続的に拡大していく計画です。