来場者カードのタグから分析サーバーまでつながる構成
来場者の全員にタグを着けてもらうのは運用の負担が大きくなります。一部にだけ配布しても、エリアごとの来場者数と滞在時間の統計は成立するため、配布と回収の負担を減らしながら必要なデータを得られます。施設が企画展のたびに変わる場合は、機器を移して再利用します。


Dome Camera
エリアごとの来場者の密集度を併せて確認するIPカメラです。タグに基づく集計と並べて置くと、一部配布の区間の推定値を検証できます。


















観覧の順序と滞在時間の記録
来場者カードのタグで来場者がどのエリアをどのような順序で通ったかを記録し、個人を識別する情報は残しません。 作品の前で案内が自動で再生され、立入制限エリアに入ると担当者へ通知します。

エリアごとの来場者の位置の確認
UWB Tag (ID Card)を配布し、来場者が今どのエリアにいるかを確認します。エリア単位の集計が目的であれば低い費用で構成し、展示物の一つ一つの関心度を見る必要がある場合にだけ精密な測位を適用します。要求の水準を先に決めてから技術を選ぶため、必要以上に投資しません。

作品への接近時の自動の案内再生
来場者が作品の前に近づくと、その解説が自動で始まります。ガイドがいなくても案内が続き、来場者は機器を操作しなくてもかまいません。エリアの境界が壁ではなく演出だけで分かれている空間では判定の範囲を別途調整し、隣り合う作品の案内が重ならないよう実測のうえで確定します。

入場から退場までの動線のシーケンス
同じ来場者がどのエリアをどのような順序で通ったかが記録されます。入口で人数だけを数える方式では分からない情報であり、どの展示物の次にどこへ向かうかが明らかになれば、配置の順序を変える根拠が生まれます。個人を識別する情報は収集せず匿名で集計するため、個人情報の負担なく運用します。

立入制限エリアへの接近時の即時通知
来場者がフェンスを越えたり、接近が制限されたエリアに入ったりすると、管理者へ直ちに通知が届きます。子どもの来場者が多い施設では、保護者と離れた状態も併せて検知し、迷子の状況を早期に発見します。エリアごとに許可の条件を別に設定し、通知を受け取る担当者も分けて指定します。
ヒートマップと分析レポートの提供
長く滞在したエリアがヒートマップで表示され、来場者数と動線がレポートとして生成されます。 記念品売り場の陳列棚ごとの反応と時間帯ごとの混雑度も同じ基準で集計します。

エリアごとの滞在ヒートマップの可視化
来場者が長く滞在したエリアが色で表示され、空間の占有率が一目で分かります。ヒートマップは分析の画面にとどまらずそのまま報告書の1枚になり、展示の改編の妥当性を数字なしで説明するときに最も多く使われます。期間を分けて比較すれば、改編の前後の変化も同じ図で見せられます。

観覧分析レポートの自動生成
来場者数と滞在時間、エリアごとの動線を整理したレポートが、ORBRO Serverで自動的に作られます。公共の施設は改編の予算を得るために根拠となる文書が必要ですが、ダッシュボードだけでは担当者が改めて文書を作らなければなりません。既存の報告の書式に合わせて項目を構成し、ファイルとして書き出します。

記念品売り場の商品の反応の測定
展示館の中のストアでどの陳列棚の前に人がとどまるかを測定し、商品ごとの反応を確認します。観覧の動線の終わりに位置する売り場は、先行する展示の流れの影響を受けるため、展示の配置と併せて見てこそ意味が出ます。陳列棚の単位で滞在時間を集計し、陳列を変えた後に変わったかどうかも確認します。

時間帯ごとの混雑度の確認
エリアごとの密集度が時間帯によってどのように変わるかが表示されます。団体の観覧が集中する時間とエリアをあらかじめ把握して案内の動線を調整し、狭い区間に人が集まる状況を事前に分散します。曜日と期間ごとに比較すれば、次の企画展の運営人員の配置まであらかじめ決められます。
推奨製品
ORBRO OSベースの構成要素
各ソリューションはORBRO OS上で様々な製品と連携して動作します。適用範囲や現場条件に応じて柔軟に構成を変更可能です。




